1950年代初期にイームズはワイヤーを曲げたり接合できる方法を研究し、ワイヤーを使い様々な形状を作り出しました。
イームズ夫妻が椅子シリーズ「プラスチックシェル・グループ」(DAR、DSRなど)を手がけている間に思いついたのが、ワイヤーメッシュ・シリーズです。
リーズナブルで軽量かつ丈夫な椅子を製作しようと試みて出来上がった椅子がワイヤーチェアです。
ベースはプラスチックシェルの時の物を使い、ワイヤーメッシュの座のフォルムもそのまま流用しました。
アートオブジェのような美しさと心地良さ、実用性を兼ね揃えています。
この技術はデザインにおけるアメリカにおいての最初の特許取得となり、1951年に製品化されました。
DKR/パッドなし、DKR5/シートパッド付、DKR2/シート&バックパッド付。ベースタイプは1種類、パッドの張地は皮革で11色。
DKR ワイヤーチェア(1951) |
ブランド | (USA) |
デザイナー | Charles & Ray Eames
チャールズ・オーモンド・イームズ Jr(Charles Ormond Eames, Jr 1907年6月11日 - 1978年8月21日)
アメリカ合衆国のデザイナー、建築家、映像作家である。
妻のレイ・イームズと共に積層合板やプラスチック、金属といった素材を用いて、20世紀における工業製品のデザインに大きな影響を与える作品を残した。
合板を使った家具の大量生産に向けた製作に取り組み、合板の成型装置を発明するなど成型合板の技術を発展させ、多くの製品を開発した。
一方、ショートフィルムの製作のみならず、自身の家具、展示品、収集品を75万枚もの写真に納めており、それらはアメリカ議会図書館に収蔵されている。
展示のプロデュースも数多く、ソーラー・エネルギーの実験、そしておもちゃのデザインなど、その活動は多岐に渡る。
Ray Eames レイ イームズ ( 1912-1988)サクラメント生まれ。
絵画の勉強をしてアーティストの道を歩んでいたが、1941年、チャールズと結婚。
その後は、レイ & チャールズとしての活動が中心となる。 |
サイズ | W500xD525xH840(SH420) |
素材、仕様 | シートフレーム、脚:スチールロッド(クローム) 張地:皮革 |
色 | 張地:アイボリー/ウィート/ハニー/カパー/キャニオン/オリーブ/タバコ/ミンク/ブラック/スモーク/グラファイト |
諸注意 | 屋外でのご使用はできません
パッドなしタイプは入金確認後4~6週間でお届けします。 シート&バックパッド付、シートパッド付は最短で11週間でのお届けとなります。 在庫の無い場合、受注生産品はお届けに3~6ヶ月かかる場合がございます。その場合、納品可能日が確定し次第、追ってご連絡いたします。 |
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